JavaScript regular expression workbench

作成日:2012/11/12(Mon)

最終更新日:2012/11/13(Tue)





【説明】

このページは高度配信プロジェクトの作業をするにあたって、コンテンツ作成の補助として作成したものを少々改修したものです。

高度配信プロジェクトのコンテンツ作成では複数言語(多くの場合は対象言語と日本語および英語の3言語)の文字を表示・編集する必要があります。WindowsおよびMac OS Xにおいて、それらの文字を問題なく扱えるテキストエディタで、かつ、正規表現を使った文字列の置換を行えるものが標準では付属していないため、文字列の置換を行うツールとしてこのページを作成しました。

文字列の置換は「String.replace()」で行い、文字列の抽出は「String.match()」で行っていますが、そのままでは複数の正規表現を指定できなかったので、カンマ(,)で区切って複数の正規表現を指定できるようにしてあります。複数の正規表現を指定した場合、最初の正規表現から順番に文字列へ適用し、先の正規表現を適用した結果の文字列に対して次の正規表現を適用していきます。

【使用方法】

  1. 「text:」のテキストエリアに置換または抽出を行いたい文字列を入力します。
  2. 「regular expression:」のテキストエリアに正規表現を入力します。なお、次の文字を特殊文字として扱います。
    カンマ(,)
    複数の正規表現を入力する場合の区切り文字です。カンマ自身を正規表現へ含めるには「\,」と入力します。
    バックスラッシュ(\)
    バックスラッシュの次の文字をそのまま正規表現へ含めるためのエスケープ文字です。バックスラッシュ自身を正規表現へ含めるには「\\」とバックスラッシュを2個続けて入力します。主にカンマ(,)を正規表現へ含めるために使用します。
  3. 「replacement:」のテキストエリアに置換文字列を入力します。複数の正規表現を指定した場合、それぞれの正規表現に対応する置換文字列を指定する必要があります。複数の置換文字列を入力する場合はカンマ(,)で区切って入力します。特殊文字は「regular expression:」テキストエリアと同様です。
  4. 「replace」ボタンを押すと、文字列の置換を行い、「result:」テキストエリアへ結果の文字列を表示します。
  5. 「match」ボタンを押すと、文字列の抽出を行い、「result:」テキストエリアへ抽出した文字列を表示します。
  6. 「reset」ボタンを押すと、テキストエリアの文字列を消去します。
  7. 「font name」および「font size」テキストエリアには各テキストエリアの表示に使用するフォントの指定を入力します。「set font」ボタンを押すと、フォントの設定が適用されます。

【余談】

Unicodeで多言語の文字を編集するためのエディタとして、Windows付属の「メモ帳」の動作が安定していて使いやすかったです。フォントに「Arial Unicode MS」を指定しておくと、ほぼ問題ありませんでした。また、WindowsでのHTML編集にAptana Studioを使用していましたが、これも多言語表示がほぼ問題なく行えたので大変助かりました。残念ながら、Mac OS Xで多言語をプレーンテキストで問題なく編集できるテキストエディタは見付けることが出来ませんでした。

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